
木造一戸建て改修工事 その10 2階屋根工事
10月5日、2階屋根・外壁まわりの足場を架けました。
この時点で台風が発生しており、東京方面を直撃する可能性も考えられました。 足場は架けたものの、今2階の屋根を解体してしまうと、既存利用する2階の内装に 損害を与えてしまう可能性があります。そのため、この週は台風をやり過ごすことにしました。
2階の屋根の作業はできないのですが、この間、1階の外壁について、間柱・継手間柱の交換、新しい外壁下地兼耐震補強ボードの設置を進めました。
次の週明け、10月12日に、いよいよ2階の屋根の解体に着手しました。
バケツリレー式に瓦を手渡しする方式で、無事瓦の撤去を終え、下地の板「野地板」も剥がし、 1階の屋根と同じように、垂木だけの状態にします。
そこから、ベニヤの「野地板」、さらに「ルーフィング材」と、仕上げの金属屋根を貼っていきます。
屋根の最上部にあたる「棟(むね)」は、もとの形がやや波打っているので、それに合わせてベニヤを切って、形を調整しています。
上の写真は、「ルーフィング材」を貼った状態の写真です。
上の写真は、屋根の最上部にあたる「棟(むね)」を保護するための、「棟包み」の下地を作っている様子です。
10月16日、雨になる前に、棟包みの施工も終わり、金属屋根の仕上げが完成しました。
この間に、2階の外壁の解体も行っています。