木造一戸建て改修工事 その14 外部工事、木工事完了
11月16日から、軒裏にケイ酸カルシウム板を貼る作業を行いました。この作業は、外壁仕上げ工事の前に終えておく必要があります。
その作業も終わった11月26日、外壁の仕上げ工事に着手しました。 水切りや出隅・窓回りの金物や、必要な箇所に下地を取り付けていきます。 その後に、金属製のサイディングと呼ばれる材料を取り付けていきます。
この工事では、大地震が来た際に、サイディングが落下するおそれがあることも考慮し、万一落下した場合の人命への影響を軽減するため、なるべく軽量な外壁仕上げ材として、金属サイディングを採用しました。
外壁へのサイディング取付完了後、「破風」と軒裏の塗装、雨樋の取付、電気関係の高所作業などの工程を経て、 12月27日、足場の解体を終えました。
上の写真は、新設した雨樋の一部を撮影したものです。
一方、室内では、1階の天井の下地組や石膏ボードを貼る作業、2階の和室を洋室に変える部分の床下地づくり、サッシの新旧の大きさの差によってできる新たな壁に、下地組と石膏ボードを貼る作業を行いました。
上の写真2枚は、リビングルームの天井の下地を作っているところです。
上の写真は、2階の和室だったところを洋室にするため、新しい床下地を作っているところです。
新しい窓枠も取り付けています。
2階の階段廻りにも、新しい壁下地や天井下地を取り付けていきます。
床・壁・天井の下地完了後は、玄関収納を取り付けたり、玄関のたたきのところに段差を小さくするステップを 作ったり、階段に手すりをつけたり、といった作業を行いました。
こうして、9月1日から4か月間に及んだ大工さんの作業は、12月25日、ついに完了しました。次はいよいよ、内装工事に進みます。